社会人となり就職すると、経済的にも親から独立し、さまざまなことにご自身で対処していくこととなります。保険に関しても就職を機に初めて加入を検討される方も多いのではないでしょうか。
また、今までご両親が代わりに保険をかけてくれていたが、就職を機にご自身で保険料の支払いや、新たに加入を検討するされる方もいらっしゃると思います。
ですが「保険」といっても、多くの種類がありますし、『勧められるままにとりあえず入った』や『今までかけてもらっていた保険が正直なところ内容もよくわからない』ということも多いようです。まずは押さえるべきポイントを知り保険選びの際の知ることが大切な第一歩となります。
就職時の保険選びのポイント
〇今から入る場合
なるべく掛捨てにならないようにする
更新があるものは選ばない
貯蓄性のあるものなら貯蓄率のいいものを選ぶ
〇すでにどこかで入っている場合は内容を知る
保障内容がどうなっているか
いつまで掛け金をはらうのか
掛け金は、ほぼ掛捨てになっていないか
いつまで保障が続くのか
貯蓄性のあるものならいくら払っていくらかえってくいるのか
また大きい企業だと団体保険というものがあります。 団体保険とは？ブログへ
就職したタイミングでとりあえず入るという方も多く、若い方ですと保険はこれだけという方も少なくありません。
〇団体保険のメリット
保険料の安さ
告知が緩い
〇団体保険のデメリット
１年ごとに更新で年齢ごとに掛け金も上がっていく。
転職後は続けられない。
定年退職後は続けられない。（一部、「〇歳まで続けられる｝というのもあるが保障が最も必要な時期に保障がなくなる」
メリット、デメリットを考えると、将来的に保険料が高くなり保障が一生涯続かない団体保険のみで、すべての保障を賄うことは難しいので、将来を見据えて他の保険との組み合わせで必要な保障をカバーすることが大切です。
〇計画性をもって若いうちから貯蓄
働き出すと自由に使えるお金が増え、ついつい浪費しがちになり、なかなか貯蓄に意識が向きづらいかもしれませんが、女性ですと、結婚→出産→子育てでなかなか仕事に復帰できない、というときに収入は減少するのに対して将来にむけて貯蓄なんてできない、というお話をよくききます。また男性であれば結婚→家を建て住宅ローンを利用する→老後の住宅ローンの残高が不安ということもあります。
こうした将来の不安や、いざという時のために、若いうちから貯蓄をすることが大切になってきます。
しかし漫然と貯金をすると考えても、なかなかお金は貯まりません。
また超低金利の現在、銀行に普通預金で貯蓄しても利息はほぼ無く、増えていくことはありません。そこで貯蓄率のいい『終身保険』を利用することで死亡保障も確保しながら効率よく将来に向けてのお金を準備することができます。
