WEB保険相談を予約 近くの店舗に相談予約
post_icon_insurancearticle 保険について知る

マイホームを購入したら

マイホームを購入したら保険を見直そう。

マイホーム購入は、新たな生活のスタートと同時に、住宅ローン返済や固定資産税の納税、住宅のメンテナンス費用などに備えて家計全体を見直す人生の節目となります。また、ご夫婦の働き方やお子様の進路、老後の過ごし方など思い描くライフプランによって、万が一のときの必要保障額も変化します。ここでは「住宅購入時における保険のポイント」 について解説いたします。

団体信用生命でローン分の保障をカバー
住宅を購入するにあたり多くの方は住宅ローンを利用することになると思います。
そしてほとんどの金融機関では住宅ローンを利用する際に、『団体信用生命』の加入が必須条件になります。『団体信用生命』とは住宅ローン専用の生命保険のことで、住宅ローンを利用されている人が亡くなった場合と高度障害状態になった場合に、金融機関がローン契約者に対してかけていた『団体信用生命』の保険金により以降の返済を免除してくれるというものです。
『団体信用生命』の種類には、ガンになったら住宅ローンがなくなる『がん団信』や三大疾病になったら住宅ローンがなくなる『三大疾病団信』さらには『七大疾病団信』『八大疾病団信』
などより保障の範囲が広くなっているものもありますが一般的には金利が0.2〜0.5%上乗せとなります。しかし金融機関によっては金利の上乗せがないこともあったりと条件も様々ですのですので、住宅ローンを利用される際には金融機関を選ぶ材料の一つとして検討してみてください。

団体信用生命保険でカバーできないリスクとは?
『団体信用生命』では、住宅ローンの契約者が死亡・高度障害状態になってしまったとき、住宅ローン残金分の保険金が金融機関に支払われ住宅ローンが清算されますが、病気やケガで働けなくなったとしても『団体信用生命』の保険金支払いの対象外となります。しかし病気や怪我で長期欠勤を余儀なくされ、給料受取額が減って住宅ローン返済が家計の大きな負担となるといった事態も十分に想定されます。
長期療養にともなうリスクをカバーできるものとしては傷病手当金などの公的支援を含めて以下のようなものがあります。

①有給休暇…最長40日程度を消化し、その後は欠勤となり、欠勤が一定期間続くと休職になります。会社によっては欠勤時の賃金保障制度がある場合もあります。
②傷病手当金…健康保険から傷病手当金(1日あたり標準報酬日額の3分の2)が最長18ヵ月間支給されます。健康保険組合からの給付の場合には、附加給付や延長給付がある場合があります。

③障害基礎年金.障害厚生年金…重度の障害認定(1級~3級)を受けた場合には、障害基礎年金(国民年金)や障害厚生年金(厚生年金)を受給できる場合があります(3級には障害基礎年金はありません)。いずれも、治療中の給付はなく症状が固定してから支払われます。
④所得補償保険…病気やケガなどで入院や在宅療養となり、働けなくなった時の減少した収入の一部を補てんする保険です。主に損害保険会社が取り扱う保険です。

そして、もう一つ大きなリスクとして、残されたご家族の生活費があります。『団体信用生命』により住宅ローンがなくなったとしても、残されたご家族は今まで通り生活していかなければなりません。またお子様の教育費や将来的には住宅の修繕費なども変わらずにかかってくることになります。そうした万一の際の生活費や教育費のリスクを死亡保険でカバーしなければなりません。
国民年金や厚生年金などの公的年金に加入している家庭の大黒柱が亡くなった場合、残された家族には「遺族年金」が支給されます。遺族年金には、「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」があります。

「遺族年金」を加味した上で『月々の生活費』『お子様の教育資金』『住居にかかる費用』『老後資金』などのライフプランニングをもとに死亡保険の必要保障額を考えることができます。
生命保険ってどれくらいかければいいの??(ブログ)
また家計収入の中心者以外の方も必要な保障を見直す必要があります。
特に住宅ローンの名義人ではないが、住宅ローンの返済を助けるために配偶者が仕事をしている場合は、この収入分の死亡保障が必要になります。

火災保険について
住宅ローンを組んだら銀行やハウスメーカーから薦められるものとして、火災保険があります。 
これは、万が一マイホームが焼失して担保としての機能を果たさなくなったときのために、ローン残額の返済に充てたり、再度家を建てることが出来るようにするためのもので住宅ローンを借りてマイホームを購入する場合は火災保険への加入が必須になることがほとんどです。 
火災保険は、掛け方や保険会社、保険期間などを工夫をすることで、保険料の節約が可能ですので、住宅購入の際は勧められた火災保険の内容がご自身の希望に沿っているか検討することをお勧めいたします。

保険と住宅ローンの相談窓口ライフで できること