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post_icon_insurancearticle 保険について知る

個人年金

個人年金保険とは、国民年金や厚生年金などの公的年金を補てんする目的で加入する私的年金の1つです。

現在の日本人の平均寿命は、男性87.83歳 女性89.59歳 と世界一の長寿国となっており、仮に60歳で定年を迎えた場合、老後の生活は30年近くあります。

その長い老後の主な収入源としては
• 老後までの貯蓄
• 公的年金
• 企業年金
• 退職金
• 個人年金
が挙げられます。

多くの方が退職後は収入が減少し、老後は公的年金を中心に生計を立てることになると思います。

まずは資金の大多数を占める公的年金の仕組みについて見てみましょう。
日本の公的年金は、日本に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての人が加入する「国民年金(基礎年金)」と、会社などに勤務している人が加入する「厚生年金」の2階建てになっています。
http://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/index.html

生命保険文化センターが行った意識調査によると、老後の最適日常生活資金は月22万円となっており、旅行したり趣味.教養を充実される方の場合、豊かな日常生活資金は月35万円となっております。
生命保険文化センターHPより http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/7.html

ご自身の老後の年金受給額はいくらですか?
厚生労働省の「平成27年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると
国民年金(老齢基礎年金)の平均支給額は55,244円と報告されていますが、全期間納め漏れがない方は支給額上限年間779,300円になりますので、毎月の支給額は64941円が毎月の上限になります。
続いて厚生年金(老齢厚生年金)の男女平均は147,872円になっています。厚生年金(老齢厚生年金)は納付期間に加えて現役時代の所得も支給額に関連することから男女の差も大きくなっています。男性の厚生年金(老齢厚生年金)平均支給額は166,120円であることに対して女性の厚生年金(老齢厚生年金)平均支給額は102,131円になっています。
「平均値は理解したが、実際自分がどのくらいもらえるのかきちんと知りたい!」という方は日本年金機構のねんきんネットに登録すると調べられますので参考にしてください。

「思い描く老後の生活資金」-「年金受給額」の足りない分を何らかの形で補わなければなりません。その方法として一番に挙げられるのが貯蓄ですが、貯蓄の手段として皆様が思いつくのが預貯金ではないでしょうか?次いで挙げられるのが生命保険と個人年金だそうです。

個人年金 メリット デメリット。

メリット
• 計画的に確実に年金原資を積み立てられます。
• 保険料は生命保険料控除の対象となり、払い込んだ保険料の一定額が
契約者の所得から差し引かれて、所得税・住民税の負担が軽減されます。
また、『個人年金保険料税制適格特約』を付加すると生命保険料控除とは別枠で個人
年金保険料控除を受けられます。
• 保険ですが低資金の積み立て感覚ではじめられます。

個人年金の主な種類
• 保証期間付終身年金(一生涯受け取れるタイプ)
• 確定年金(一定期間受け取れるタイプ)
があります。
• 、②ともに保険料は生命保険料控除の対象となり、払い込んだ保険料の一定額が
契約者の所得から差し引かれて、所得税・住民税の負担が軽減されます。
また、『個人年金保険料税制適格特約』を付加すると生命保険料控除とは別枠で個人
年金保険料控除を受けられます。

デメリット
• 途中解約をすると損してしまう
基本的に個人年金保険料を支払っている途中で解約をすると損をしてしまう可能性があります。タイミングにもよりますが、特に契約してから3年目までの解約返戻金の率は低く、払い込んだ額の5割を割り込むことも珍しくありません。途中で契約を解消すると、戻ってこなかった払込み分は無駄になってしまいます。

• 確定年金はインフレに弱い
将来一定の年金が確保できる確定年金ですが、インフレによって物価が上昇すると、契約時と年金受取時で貨幣の価値が変わってしまいます。例えば500万円でも契約当時とは価値が変動し、契約時には十分だと思っていた年金額も、将来受け取るときは不足していると感じる可能性があります。

• 終身型は早く亡くなると損
終身年金は被保険者が亡くなるときまで年金が受け取れる個人年金保険ですが、被保険者が亡くなると支給がストップしてしまいます。これまでに払い込んだ保険料に満たなかった場合であっても同様です。そのため、終身型は早く亡くなると損をしてしまうともいえます。ただし、終身型のデメリットを補うような「保証期間付終身保険(保障期間内であれば被保険者が亡くなっても年金を受け取ることができる)」もあるため、終身保険を選ぶ際には保証期間の有無も確認しておきましょう。

楽しく幸せな老後の生活設計の為には私たち自身の自助努力が必要です。
備え始めるのに早すぎることはありません。貯蓄や資産運用などを活用し対策をおこなうことをお勧めいたします。

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